Personal tools
You are here: Home Adventure レビュー Lucasarts the Secret of Monkey Island
« November 2019 »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
 

the Secret of Monkey Island

by ktj last modified 2009-07-11 14:32

TM & (C) LucasArts Entertainmaent Company


概要

Lucasのグラフィックアドベンチャー第5弾。 17世紀のカリブ海(その割に妙に文明化されているが(^^;)を舞台にした、コメディタッチの冒険活劇物語。 英語版はIBM-PC版が「LucasArts Archive vol.3」の一本として入手可能だった。 2009年7月15日より、Windows XP, Vista用にリファインンされたバージョンがSteamにてダウンロード販売される予定。 また、日本語版はFM-TOWNS版とメガドライブ版がある。

ストーリー

カリブ海の奥深くにひっそりとたたずむ小島、それがメーレー島だ。 この島は知る人ぞ知る海賊島であり、数多くの海賊たちの根城となっていた。 そんなメーレー島にやってきた青年が一人いた。 彼の名はガイブラシ・スリープウッド。 彼の目的はもちろん、海賊になること!

そのころメーレー島では奇妙なうわさが流れていた。 かつて、メーレー島の女性知事、イレーヌ・マーレイに求婚した海賊がいた。 その名はルチャック。 彼は結婚の条件として知事に『モンキー島の秘宝』を要求され(実はていのいい断り文句だったのが)、そのまま消息を絶ってしまった。 そのルチャックがこの近辺を荒し回っているというのだ、しかも幽霊となって。 事実、メーレー島を根城とする海賊たちの船が次々と消息を絶っていた....

そんな間の悪いときにメーレー島にやってきたガイブラシ。 彼もまた否応なしに巻き込まれていく。

レビュー

このゲームをプレイしていてまず目を引いたのが操作性。 マウスの右ボタンに『便利キー』を割り当てることにより、対象を右クリックするだけで適切なコマンドを実行してくれるようになったのだ。 Zak McKrackenなんかではこれが無いせいでマウスカーソルを行ったり来たりさせることが多く、正直言って結構しんどかった。 それに比べるとMonkey Islandの操作はぐっと楽になった。 ちょっとした改良ではあるけど、こういうところに気配りが行くのも老舗ルーカスならではだろう。

また、グラフィックもVGA(320x200,256色)に強化され、それまでのルーカスのゲームとは一線を画している。 ただ、これ以降のルーカス作品と比べるとところどころ不自然にグラデーションがかかっていたりして、まだまだ『VGAを使いこなせてないかな?』という感じもするのだが。 サウンドも(最初のフロッピーのIBM-PC版を除けば)全てCDオーディオであり、文句なし。

シナリオについては全くもって文句の付けようがない。 『目が見えなくて耳も遠い』メーレー島の見張りに始まって、いきなり『ルーム』の宣伝を始める海賊(実は『ルーム』の登場人物)、やたらとノリのいい中古船屋のオヤジ・スタン、自らのペットにおびえる男など、何処を取ってもギャグ満載だ。 もちろん我らがガイブラシも大砲の弾になったり、海賊と悪口合戦を始めたりと大活躍だ。

そしてもう一人、ゲーム後半に登場し大ボケを何発もこなしてくれるハーマン・トゥースロット、こいつがまたいい味を出しているのだ。 彼無くしてはこのゲームは語れないだろう。

それから、このゲーム『途中で投げ出すほど難しくもなく、かといって物足りなさを覚えるほど簡単でもない』ということで絶妙のゲームバランスを保っている。 次作の"Indiana Jones and the Fate of Atlantis"と並んでゲームバランスは他のゲームの追随を許さない、といっても過言ではない。 また、主人公が死ぬこともないし、『絶対にクリアできない』ような状況に陥ることもない (厳密にいうと、TOWNS版にはバグのため『クリア不可』に陥るパターンが一カ所だけある。 滅多にそんな状況になることはないのだが)。

何にせよこのゲーム、間違いなく『アドベンチャーゲーム史上に残る傑作』である。 (RPGとストラテジーの天下だった当時の日本ではほとんど見向きもされなかったが....) 入手できるチャンスがあれば、『だまされた』と思って是非一度プレイしてみて下さい。


Powered by Plone CMS, the Open Source Content Management System

This site conforms to the following standards: