市民球場跡地利用案

5/21のニュースなのでちと出遅れた感はあるが。跡地利用 民間提案11件に絞る(中国新聞)[archive]、というニュースのお話。

流れとしては、こんな感じ。

  • 新球場を建てるにあたり、財界や地元商店街は現在地を希望していた。

  • でも、市は、現在地建て替えにお金を出すつもりなんてこれっぽっちもない。(建て替えに掛かるコストと、現在の市の財政状態、建て替えの効果を考慮するならば当然、ではあるのだが)

  • なので、財界を黙らせる為に「150万人集客できる代替施設」を提案→民間から事業案募集。

んで、募集結果の絞りこみを5/21に行って、その結果が先日発表された次第。その結果はこちら[archive]。詳細は民間事業者からの提案の評価(案)[archive]を読むのが良いだろう。

ざっと読んでみた感想。事業者の皆さん、秋葉市長を理解していないな、と(笑)。彼は基本的に建前と本音をきれいに使い分けるタイプです。市長の言ってることなんて所詮建前であり(従って、彼の公約は全く意味を為さない)、建前の条件を一生懸命満たしたとしても、本音の部分で失格ならダメ。

例えば、年間150万の集客なんて、所詮財界を黙らせる為の方便であって、この条件を無視した所で何ら問題はない。むしろ彼にとって重要なのは財政再建なので、そのあたりを突いていかないと。つまり、広島市は財政再建団体寸前[archive]なわけで、「イニシャルコスト、ランニングコストともに小さく、市にとっては、ローリスクであり、かつそこそこの施設」ってのがポイント。たぶん有料施設である必要もあまりない。

このまま進むなら、たぶん植物園で確定でしょうな。俺的には、改装版川崎球場[archive]なんかがいいと思うけど。

コメント(0)



Note

本サイトのハイパーリンクの一部は、オリジナルのサイトが閉鎖してしまったため"Internet archive Wayback Machine"へのリンクとなっています。そのようなリンクにはアイコン[archive]を付与しています。

本サイトはCookieを使用しています。本サイトにおけるCookieは以下の三種類のみであり、Cookieの内容に基づいてサイトの表示を変更する以外の用途には用いておりません。