これまで作った自作機を振り返ってみる

そういやPCの自作始めてもう16年になるんだなぁ…と。基本DOSゲーマーだからハイ(or廃)スペックなPCは作ってないんだけど、この機会に振り返ってみる。

一台目(1998初頭)

AOpenのベアボーンキット。マザーボードはAX5TというSocket7のATXマザー。SIMMとDIMMを両方使えるとかいう変わったマザーボードだった。拡張スロットはPCI3、ISA3、PCI/ISA兼用1という構成。CPUはMMX200MHz、ビデオカードはS3 ViRGE(PCI)、サウンドカードはCreative AWE64 Gold。サウンドカード以外は今は亡きソフマップメガストア広島で購入(サウンドカードはデオデオComCity)。当時は岩国に住んでいて、荷物が重かったから紙屋町のそごう前でタクシー拾って広島駅まで運んだのも今となってはいい思い出。

OSはWindows95。三台目を組んだ後に実家で家族用のPCとしてしばらく使用。

二台目(2000初頭頃)

一台目のリプレース。ケースは一台目のものを流用し、マザーボードをABITのVA6(Slot1のATXマザー)、CPUをCeleron300MHzにしたもの。OSはWindows98SE、WindowsNT4.0、TurboLinux6のトリプルブート。DOSマシンとしての機能はFMV TOWNSが担うことになったのでサウンドカードはSoundBlaster PCIに変更。Windowsマシンとしてはそれなりだったが、Linuxマシンとしては(当時はXFree86 3.3.6が主流でパフォーマンスが低かった)いまいち。後にCeleron700MHzに変更したけどLinuxではあまり効果無し。

三台目(2001年末)

二台目のリプレース。マザーボードはAOpen AK77Pro(Socket462のATXマザー)。OSはWindowsXP HomeとFreeBSD(4-Release)のデュアルブート。CPUはAthlonXP 1600+(Palomino)。この頃はXのバージョンも上がり、特殊なこと以外はFreeBSDでもこなせるようになった。

ケースはAOpenのH600Aという5インチベイx4の比較的大型のミドルケース。この頃まで「一台の大型、多機能のPCで何でもできるようにする」という考えだったが、次に自作したPCから「複数の小型機に機能を分散する」に変わった。そのため、このケースは六台目を組んだ後はしばらく押入れに入れっぱなしだったが、2011年に復帰。

四台目(2002)

サーバ。マザーボードは初代EPIA(VIA C3 533MHz相当のCPU付きマザー。Mini-ITX)。内蔵のNICがVIA RhineIIというアレな奴で、ファイル転送中に固まるとかいう代物だった。NICはIntel EtherExpressなものに変更して事なきを得た。

その後、FreeBSD 6.0-Releaseが動かないことが分かったため2005年末にサーバ引退。マザーボードはしばらく押入れの中で眠っていたが、七台目のケースと組み合わせてWindows98SEマシンとして復活、いまも一応現役。

五台目(2002頃)

三台目をWindows専用にしてFreeBSD専用機を新しく組んだ。この頃から小型機指向になる。マザーボードはMSI K7N2GM-L(microATX)。CPUは三台目と同じAthlonXP(Thoroughbred)。すぐに故障した。

六台目(2004年初頭)

五台目のマザーボード故障に伴うリプレース。マザーボードをGIGABYTEのGA-7VM400M(microATX)に入れ替えただけ。五台目・六台目のケースは2007年頃中身を入れ替えた後実家行き。てか実家のメインPCって2007年までWindows95だったっけ。さすがにWindows98SEあたりになってたかなぁ。それとも実家にあげたの二台目だっけ。でも実家から一台目のマザーボードを回収した記憶があるんだよなぁ。

いや違う。XP Pro(アップグレード版)を実家用に購入した記憶がある。三台目を組んだ後すぐに実家に一台目を送って、その後しばらくしてどっかのタイミングでマザーボード交換+XP導入か。

七台目(2005年末)

四台目の後継サーバ。マザーボードはVIA EPIA M10000(CPU付きのMini-ITXマザー)。ケースはたぶんMorexの2799 P4。その後、サーバ入れ替えに伴いマザーボードはよそにもらわれて行った。

八台目(2006年頃)

三台目のリプレース。この頃フルHDの液晶テレビに買い換えて「Windowsゲーム(というかTOWNSエミュ)をテレビでやろう」というコンセプトで作成。CPUはやっぱりAthlonXP(たしかBarton)。マザーボードが何だったのかはよく覚えていないけどmicroATX。OSはDSP版のWindows XP pro。しばらく使った後、実家行き。

九台目(2008年頃)

八台目のリプレース(テレビにはつながない)。ShuttleのXPC SN68SG2ベアボーン。CPUはAthlon64 X2 5000+。当初はXP HomeとVista Businessのデュアルブートだったが、その後Vistaのみに変更。現役。

十台目(2009年)

七台目(FreeBSDサーバ)のリプレース。マザーボードはATOM付きのIntel D945GCLF2(Mini-ITX)。ケースもやや大型のものに変更。現役(でも今年中にはリプレースしたい)。

十一台目(2011年)

六台目以降、メイン作業機はノートPCにしていたのだが、ちゃんとしたキーボードが使いたいということで組むことに。当時のブログに書いてあるように、マザーボードがASRockの880GM-LE(microATX)、CPUがAthlon II X2 240e、ケースは三台目で使っていたAOpenのH600Aが(電源入れ替えの上)復帰(なんでフルサイズATX用のミドルタワーケースにmicroATXのマザーボードを入れるという無駄な構成に)。OSはFreeBSD(後にXubuntu12.04)とWindowsXP Proのデュアルブート。

十二台目(2012年)

七台目の後継サーバ1(予定)。主に外向けサーバ用として。Jetway NF9C-2600という超低消費電力のCPU付きマザーボード(Mini-ITX)。ドライブはSSDのみという最軽量構成。OSはFreeBSD。

十三台目(2012年)

七台目の後継サーバ2(予定)。主に内部サーバ用として。マザーボードはECS CDC-MというAtomD2700付きのもの。こっちはデータバックアップ用にHDD2台構成(一台はリムーバルケース入り)。OSはFreeBSD。Mini-ITXかと思ったら拡張スロットが2つあって一緒に買ったMini-ITXケースに入らなかった。十台目のケースには収まるのでケース交換となった。MiniDTXとかいう規格のマザーボードらしい。

十四台目(2012年)

十一台目のマザーボードが故障したので入れ替え。マザーボードはM4A89GTD PRO/USB3。発売日が2010年3月ということで型落ちもいいところだが、安かったので。三台目以降実に11年振りのフルサイズATXマザー。十五台目投入に伴いWondows8マシンに変更。動画編集とかで性能が足りないならCPUをPhenom IIあたりに替えたほうがいいかな。

十五台目(2014年)

十四台目をWindows専用にするため、Xubuntu専用機として作成。マザーボードはMSIのB85I(Mini-ITX)、CPUはIntel Pentium G3430。Xubuntu専用なんで光学ドライブ無し。ケースも株式会社サイズのMONOBOX ITX2S[archive]という外部ベイ無しのものをチョイス。

…しかし15台も組んでたのか。年1ペースじゃないか。ちなみにマザーボードのフォームファクタの分布は、

  • フルサイズATX: 4枚

  • microATX: 4枚

  • Mini-ITX: 5枚

  • Mini DTX: 1枚

  • 独自規格: 1枚

とばらけていたり。

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Note

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