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じゃあどんなスタジアムが可能なのか(1)

by ktj posted at 2011-11-20 19:24 last modified 2015-07-11 10:53

ということで、具体的なスタジアム案を妄想してみる。

まず、条件面を整理してみる。

1. スタジアム要件

スタジアムの要件としては、JFAのスタジアム標準とその巻末に収録されているJリーグ・スタジアム検査要項を参考にした。しかし結構厳しいなJFAの基準は。原則として「将来的にはクラスS(40000人以上)に増設可能なクラス1(新設なら25000人)」を目指す。

  • 座席: すべて個席で25000人。
  • 屋根: メイン・バックスタンドは全席屋根掛け。両ゴール裏は予算次第。(JFA標準だと全席屋根必須だけど、予算とか日照時間とかも考えると…)
  • フィールド: 125x85m(JFA標準で望ましいとされているサイズ)
  • 試合運行のための諸室: いずれもメインスタンド側に配置する必要がある
    • 更衣室: 1チーム当たり150平方メートル以上(シャワー・トイレ・洗面所含む)
    • 監督室: 1チーム当たり24平方メートル以上
    • マッサージ室: 特に規程は無いが監督室と同じくらい
    • ウォームアップエリア: 1チーム当たり100平方メートル以上
    • 以上の部屋を2チーム、できれば4チーム分確保
    • 記録室: 18平方メートル以上
    • マッチ・コーディネーション・ミーティング室: 24平方メートル以上
    • 審判更衣室: 24平方メートル以上
    • 医務室: 50平方メートル以上
    • ドーピングコントロール室: 36平方メートル
    • したがって、最低724平方メートル、予備室や壁、廊下なんかと余裕代をみて1000平方メートルくらいかな。これがメインスタンドに最低限必要な建築面積かと。

さて、スタジアムの建築面積だが、【ブログ】Fagiano of Dreams 僕らの街にはファジアーノ岡山がある!に載っている各スタジアムの建築面積・収容人員数から見積もると、"収容人員数x0.75(平方メートル)"とするのが妥当なところか。25000人級のスタジアムなら18750平方メートル。iグラウンドを含めて3ヘクタール弱。

2. 法律・条例上の制約

まず考えなきゃいけないのが都市公園法第4条と都市公園法施行令 第6条。前者は公園中の建物の面積の上限を2%以内にする、というもので、後者は特定の施設を作る場合、その上限をある程度緩和できる、というものだ。スポーツ施設を作る場合、都市公園法の基準からさらに公園面積の10%大きくてもOK。つまり12%が上限となる。

さて、ここでいう「公園」とは旧市民球場跡地だけではなく、「広島中央公園」全体をさす。中央公園、というとグリーンアリーナと基町高層アパートの間に広がる原っぱ、を思い浮かべる人も多いかと思うが、実際の(市条例上の)中央公園_は、旧市民球場、青少年センター、ファミリープール、グリーンアリーナ、中央図書館、果ては広島城まで含むものすごく広いエリアである。その面積実に44ha。この面積の12%が各種建物の建築面積の合計として認められる上限である。

Note

しかし中央公園って厄介な語だ。何せ文脈によって定義が変わる。私が知っている限りでは以下の三種類。

  • グリーンアリーナ北側の広場
  • 条例上の中央公園全体
  • ↑から建物とファミリープールを除外したエリア。広島市公園協会による「中央公園維持費」の範囲がこれ

で、スタジアム用の建築面積としてどれくらい確保できるの?、という話になる。実はこの施行令第6条、平成5年6月30日に改正されている。それまで(当時は第5条)は7%が上限だったのだ。で、私が調べた限りでは93年7月以降に完成した建物はグリーンアリーナくらい(1993年11月)。ただし、グリーンアリーナにしても着工は1990年であり、施行令改正を見込んで設計されたとも思えない(許可降りないよね普通)。ということで、施行令改正で増えた分(5%=22000平方メートル)は、そのまま使えそうな予感。これに旧市民球場の12000平方メートル(確かそれぐらい)を加えると34000平方メートル。40000人級のスタンドも作れそう。

てことで、都市公園法はあんま気にしなくても良さそう。

それから、高さ制限。跡地は原爆ドームや平和公園に近いので、高さ制限というのが設定されている。具体的な数字は市が公表していて、跡地の大半は高さ25メートル、南側(ちょうど3塁側スタンドがある場所)が20メートルとなっている。ちなみにカシマサッカースタジアムの全高は49メートル。ぜんぜんダメじゃん、と思われるかもしれない。でもこの制限、決めたのは市だ。でもってこの高さ制限って奴のコンセプトは「原爆ドーム等の景観を阻害しないための十分条件」だと思うんだ。だから、周囲の景観とベストマッチングなデザインなら、議会を説得して高さ制限の例外規定にすることだって可能だといえるのではないだろうか。

3. で、どの辺の土地が使えるの?

取り合えず、南西にある商工会議所、護国神社駐車場、PL教会の土地は(今は)使えない。北東にある半地下の武道場も、(スタンドをオーバーハングさせればいけそうな気もするが)取り合えず除外しておこう。青少年センターは老朽化が進んでおり、また、この場所でなければならない施設でもなく、解体してスタジアム用地としても問題はないだろう。と、いうことで、スタジアム+イベント広場が可能なエリアは大体この跡地画像の黄色い点線の部分。大体4haくらいってとこか。うまく詰めれば、スタジアムとイベント広場、両方可能と思うのですがどうでしょう。

(2011/11/23追記) 勝鯉の森の地下はポンプ室になっているとのことなのでここも外した方が良さそう。ということで跡地画像を修正


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