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DOSのインストール(FreeDOS編)

by ktj last modified 2016-10-22 19:29

はじめに

FreeDOSは、ゲーム用途には余り適していないと思います。が、こんな文書でも何かの役にたつかと思い、昔書いたものに多少の修正を残したものを置いておきます。

FreeDOSは、珠洲氏によって日本語化されたパッケージ(FreeDOS/V)を使用するか、公式サイトで配布されているFreeDOS 1.0を日本語化することが考えられます。この日本語化にも、上記のFreeDOS/Vを使うのが良いでしょう。前者のメリットは、あまりインストールの手間がかからないことです。後者のメリットは、必要なツール類が一揃いまとめてインストールされることでしょう。


FreeDOS/Vをそのまま使う

インストールフロッピーの準備

まず、FreeDOS/Vのサイトから配付されているディスクイメージをダウンロードし、これをRAWRITEなどのツールを使ってフロッピーに書き出します。このFreeDOS/Vの配布パッケージですが、ハードウェア環境によってはうまく動かないことがあるので、ちょっとファイルを入れ換えます。また、目的がゲームであるので、それに合わせてフロッピーのファイルを入れ換えます。

キーボードドライバ

FreeDOS/Vで採用されているjis_a01というキーボードドライバは、バグがあるので、環境によってはうまく動かない(というか、キー入力を行うとEMM386がエラーメッセージを出力する)ので、これをxkeybに置き換えます。 zipアーカイブを解凍して、Binディレクトリの下のファイルを例えばa:xkeybにコピーします。キーマップの定義ファイルはa:xkeybkey以下にあるのですが、残念ながらJIS106キーボード用の定義ファイルはありません。 xkeybにはscankbd.exeという、自動的に定義ファイルを作るツールがあるので、これを他の日本語キーボードドライバの動いているDOSマシン(またはWindows9xのコマンドプロンプトモード)で実行して定義ファイルを作成します。ただし、自動生成された定義ファイルはカーソルキーやデリートキーなどの挙動が変なので、英語キーボード用の定義ファイルを参考にしてちょっと書き換える必要があります。こうして作った定義ファイルJp.keyを置いておきます。ご自由にお使いください。

なお、AXキーボードをお使いの場合は、日本語の入力のことを考慮しなければキーボードドライバは不要です。ただし、DOS用の日本語IMEをお持ちならば、漢字キーなどを認識させるためにキーボードドライバが必要になります。xkeyb用のAXキーボード定義ファイルAX.keyも用意しました。私はDOS用のIMEを持っていないのでちゃんと動くかは分かりませんが、こちらも自由にお使いください。

そして、a:autoexec.batの中の、jis_a01を呼び出している部分を削除し、代わりに、lh xkeybxkeyb xkeybkeyjpという行を追加します。以上でキーボードドライバの入換えは完了です。

command.comの入換え

FreeDOS/Vでは、メッセージ日本語化されたcommand.comを採用していますが、英語モードでやや不便なので、オリジナルのFreeCOMに戻します。

日本語入力FEP「鳳」の削除

フロッピーのディスクスペースの節約のため、a:sysを削除します。また、config.sysやautoexec.batから、鳳関係の行を削除します。

CD-ROMの設定

まずCDROMドライバ(XCDROM.sysまたはメーカーから配布されているドライバ) とSHSUCDXを取得します。ドライバとSHSUCDXはa:dosに入れます。そして、config.sysにDEVICEHIGH =DOSXCDROM.SYS /D:CDROM1という行を、 autoexec.batにLH DOSSHSUCDX /D:CDROM1という行を、それぞれ追加します。

以上で、日本語化、CDROM対応のFreeDOSのインストールディスクが出来上がりました。

ハードディスクへのインストール

以上のような手順で作成したディスクでブートすると日本語化されたFreeDOSが起動します。この配付パッケージには、FDISKやFORMATも含まれているので、これを使ってハードディスクを初期化します。

次いで、sys c:としてシステムをハードディスクに転送します。さらに、フロッピーの中身をハードディスクにコピーします。あらかじめ、ドライバとかツールとかで紹介したドライバ・ツール類を収めたCDRを用意しておき、 FILMTNをインストールするとものすごく作業が楽になります。これで、とりあえずCドライブから起動するFreeDOS/Vが出来上がりました。

続いて、「ドライバとかツールとか 」で紹介しているCD-ROM関連のドライバとツール、マウスドライバ、PANSI.SYSをCドライブに保存します。また、config.sysとautoexec.batを以下のように書き換えます。なお、CD-ROMドライバ、マウスドライバは、c:¥mouseにインストールされているものとします。日本語入力を行う場合は、config.sys中のremを消去してください。

config.sys
files=8
buffers=15
country=81
dosdata=umb
device=\dos\himem.exe
device=\dos\emm386.exe I=B000-B7FF X=E000-EFFF NOEMS
dos=high,umb
devicehigh=\dos\fontnx.exe
devicehigh=\dos\vesapat.exe /JP
devicehigh=\dos\dispvb.exe /hs
shellhigh=\command.com /p /e:512 /MSG
LASTDRIVE=Z
DEVICEHIGH =C:\DOS\PANSI.SYS
DEVICEHIGH =C:\DOS\XCDROM.SYS /D:CDROM1
autoexec.bat
PATH C:\DOS;C:\BAT
SET TEMP=C:\DOS
LH C:\DOS\SHSUCDX /D:CDROM1
C:\MOUSE\CTMOUSEP.EXE
lh \xkeyb\xkeyb \xkeyb\key\jp

このあとリセットを掛けると、「日本語あり」「CD-ROMあり」「マウス使用可」の状態でDOSが起動するはずです。

日本語表示に関する部分は、config.sysの8-10行目です。従って、これらの行を削除すると、英語モードで起動します。また、config.sysの最終行とautoexec.batの3行目が、CD-ROM関連です。 CD-ROMを使わない場合は、これらの行を削除します。また、この時はconfig.sysの15行目(LASTDRIVE)も削除してよいでしょう。 EMSを使わない場合(Ultima VIIの実行時等)は、config.sysの8行目を削除します。


FreeDOS 1.0の日本語化

インストールディスクの準備

まず、FreeDOS/Vのサイトから配付されているディスクイメージをダウンロードし、これをRAWRITEなどのツールを使ってフロッピーに書き出します。また、公式サイトから、FreeDOSのisoイメージを取得し、これをCDRに書き込みます。

インストール

FreeDOSのCDからブートして、あとはメニューにしたがってインストールするだけです。

CDからブートできない場合

CDブートに対応していないPCを使用する場合は、以下の手順をとる必要があります。

まず、ブート用のフロッピーディスクイメージ_を取得し、RAWRITEなどでフロッピーに書き込みます。そして、このディスクから起動します。そうすると、メニューが表示されるので、メニュー項目の3番めを選択してください。すると、コマンドプロンプトが表示されますので、FreeDOSのインストールCDをドライブに入れ、setupと入力してenterを押します。あとは、メニューにしたがってインストールを行うだけです。

うまく動きましたか? エラーが出たのなら、それはXCDROM.SYSに問題があるのかもしれません。ドライブメーカーが配布しているドライバに置き換えてみましょう(fdconfig.sys)。

取り合えず起動してみる

インストール後、起動してみましょう。そして、CDROMが使えるかどうか確認してみましょう。CDROMが使えないのなら、 fdconfig.sysのXCDROM.SYSをドライブメーカーが配布しているドライバに置き換えてみましょう。

日本語化

DOS/V化

FreeDOS/Vの起動ディスクから、fontnx.exe、vesapat.exe、dispvb.exe、fntファイル、fontn.iniをハードディスクにコピーします。config.sysとautoexec.batの書式は、基本的にはFreeDOS/Vと同じです。ただし、FreeDOS 1.0では、config.sysがfdconfig.sysになっているのと、dosががc:fdosbinに置き換わっている点に注意してください。

キーボードドライバ

xkeybをインストールします。別のマシンでzipアーカイブを取得、解凍して、Binディレクトリの下のファイルを例えばフロッピーのxkeybにコピーします。キーマップの定義ファイルはa:xkeybkey以下にあるのですが、残念ながらJIS106キーボード用の定義ファイルはありません。私が作成した定義ファイルJp.keyを置いておきます。ご自由にお使いください。

なお、AXキーボードをお使いの場合は、日本語の入力のことを考慮しなければキーボードドライバは不要です。ただし、DOS用の日本語IMEをお持ちならば、漢字キーなどを認識させるためにキーボードドライバが必要になります。xkeyb用のAXキーボード定義ファイルAX.keyも用意しました。私はDOS用のIMEを持っていないのでちゃんと動くかは分かりませんが、こちらも自由にお使いください。

そして、autoexec.batに、lh xkeybxkeyb xkeybkeyjpという行を追加します。以上でキーボードドライバの入換えは完了です。


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